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被災地に皆さんからいただいた寄附金を届けました

この記事の要約💡
▶︎ 令和 6 年 1 月 1 日の能登半島地震において、松原市では人命救助や応急給水支援、避難所運営支援など職員を派遣してきました。
▶︎ ふるさと納税を通じた災害支援寄附金の受付を全国に先駆けて実施し、4月には輪島市と七尾市を訪問して寄附金を届けました。
▶︎ 松原市は今後も継続して復興のための支援を行っていきます。

 令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震において、本市では被災地への人命救助、応急給水支援業務、避難所運営支援業務など職員の派遣を行ってきました。

 また、全国的にもいち早くふるさと納税を通じた災害支援寄附金の受付や、寄附金・義援金の受付窓口の開設を実施するなど、被災地域が少しでも早く復旧・復興することを願い、支援してきました。




輪島市と七尾市に寄付金を寄贈

 4月25日・26日には、カウンターパート方式(※)による支援を行っている輪島市と、七尾市を訪問し、皆さんからいただいた寄附金をお届けしました。

輪島市 坂口市長に ふるさと納税災害支援寄附金を寄贈



輪島市 小川教育長に 市役所窓口などで募った寄附金を寄贈

七尾市 脇田副市長に ふるさと納税災害支援寄附金を寄贈



発生から5カ月が経過した現在も、復興のための支援が必要です。
本市としましては、引き続き可能な限りの支援を行ってまいります。


(※)カウンターパート方式:被災した自治体に特定の応援する自治体を割り当て、警察・消防・医療の派遣、支援物資の送付、避難者の受け入れなどの各種の支援を重点的かつ継続的に行う方式

●問合せ
危機管理課 ☎072-337-3151


発災から5カ月たった今も多くの支援が必要です


輪島市の状況(輪島市 坂口市長)

 金沢市内から2時間半くらいで来ることができるのですが、発災後は道路が通行できず大きく迂回する必要があったりと、5・6時間、時には10時間かかったこともありました。
 孤立集落の一部を除いて水道が復旧しましたが、各家庭の水道設備の修理に地元業者だけでは対応しきれず、水が通っているのに蛇口から出ないという状況です。
 仮設住宅の建設もまだ3割程度しか完成しておらず、これから暑い時期になるので、それまでには建設を進めていかなければならいと考えています。
 また、トイレに行きたくないので食事や水を摂らない人も多かったです。仮設トイレが上手に使えず不衛生になっていたこともありました。

輪島市内


 まだまだ建物が倒れたままですが、復興を見据えて解体撤去を進めていきます。小さな自治体なのでマンパワーが不足しています。中長期的にご支援をいただきたいと考えています。


輪島市の状況(輪島市 小川教育長)

 現在、輪島中学校に150人程の人が避難されており、また、市内の小学校6校と中学校1校の生徒が一緒にこの学校で勉強している状況です。
 子どもの数が減ってきており、校区の再編なども検討していたところに、地震が発生したため、子どもの学習環境が整わず、500人程の学生が他府県など市外に出て行っております。早く戻ってきてもらうためにも、ライフラインの復旧や仮設住宅の建設が進んでほしいです。

輪島中学校テニスコート

輪島中学校体育館


七尾市の状況(七尾市 脇田副市長)

 現在も約200人の皆さんが避難をされています。発災後は、断水していたため、2次避難として金沢市内などに避難している人が150人程いらっしゃいましたが、断水も解消されたので戻ってきてほしいです。
 今後は、建物などの復旧に合わせて、コミュニティの復興も必要となってきます。復旧と新しい取り組みを同時に進めていく必要があり、今回いただいた寄附金を役立てたいと考えています。

能登島無関町付近(七尾市)

田鶴浜地区(七尾市)


災害に対する備えを

 近い将来発生すると言われている南海トラフ巨大地震や発生すれば本市に甚大な被害をもたらす上町断層地震など災害に対する備えを日頃から行いましょう。

話し合おう!

災害はいつ発生するかわかりません。その時に家族が一緒にいるとも限りません。
災害時にどうすればよいか普段から家族で話し合い、決めておきましょう。

備えよう!

避難が必要になった場合に備えて、備蓄品は7日分(最低3日分)を目安に準備しましょう。リュックサックなどにまとめて、いつでも持ち出せる場所に保管しておきましょう。

□ 食料
□ 救急・安全対策
□ 衣類など
□ 日用品など

詳細はこちら

確認しよう!

松原市LINE公式アカウントに登録することで、近くの避難場所を調べることができます。こちらから友だち登録をお願いします。

両隣声かけ運動で迅速な安否確認を!

地震発生後にお互いの安否や災害状況確認するため、タオル運動・無事ですシール・両隣声かけ運動で逃げ遅れをなくしましょう。

詳細はこちら


たくさんのご支援ありがとうございました

これまで多くの皆さんから寄附金・義援金をいただきました。引き続き、皆さんの温かいご支援をお願いします。※累計総額は、寄附金及び義援金の受け付け開始時から令和6年3月31日までのものです。なお、団体名・個人名につきましては、順不同・敬称略とします。


【松原市令和6年能登半島地震災害寄附金】
湯浅 建一、松原防犯協議会 上田支部、池内誠友会、松原市更生保護女性会有志、奥村 和子、西本 嘉次、小西 和夫、萩野 規矩夫、高木実行組合、松原婦人クラブ、松本産業(株)、荷車の会、松原市退職教師と市民の有志、清水ヶ丘 自治振興会福祉委員会、ゆめニティふれあいコンサート 代表 岡野 佳子、松原北小学校 陶芸同好会、松原第三中学校、三輪龍教会、中央小学校、天美小学校区スポーツ振興会、天美小学校区こども会育成連絡協議会、遠藤 忠幸、幸福町会、介護支援の会 松原ファミリー、西田 恵美、松原市町会連合会、阿保自治会、新堂町会、丹南小学校昭和三十四年卒業 有志一同、柳田 良子、河合オヤジクラブ一同、天美小学校、天美西小学校、井阪 節子、松原市ディスコン協会、サンシティ松原、ピヨピヨ保育園、松原第二中学校、松原第七中学校区(第七中学校、恵我南小学校、恵我小学校)、松原第六中学校、松原市青少年指導員協議会 五中支部、松原市消防団、岡地区福祉委員会、みんなのWA2024参加者一同、立部住宅地区福祉委員会、他匿名希望
●累計総額 5,695,222円


阿保自治会

松原市町会連合会

松原市ディスコン協会

河合だんじり保存会


【ふるさと納税を通じた災害支援寄附金】
●累計総額 49,961,975円
※ご寄付いただいた皆さんのお名前は、市ホームページをご覧ください。

【日本赤十字社令和6年能登半島地震災害義援金】
株式会社大西製作所 会長 大西 保廣・代表取締役 大西 孝宏、乾 直哉、中野 浩、西田 正和、福西 洋美、塚口 和壽、株式会社岡本タイル、森田 徹、みつばち保育園、吉村 美惠子、太田 武則、株式会社イノキコーポレーション、他匿名希望
●累計総額 2,371,001円


●問合せ


福祉総務課(福祉係)☎072-337−3116
秘書課 ☎072-334−1550 (代表)

【ふるさと納税を通じた災害支援寄附金について】
観光・シティプロモーション課 ☎072-337−3129