【大阪府松原市】公共下水道の果たす役割とは〜くらしを守る下水道~
下水道は浸水防除、公衆衛生・生活環境の向上及び水質保全といった市民生活を支える重要なライフラインです。
松原市では、昭和45年度から「雨水」「汚水」を排除するため、公共下水道の整備を行い、現在、市内の道路には多くの雨水管や汚水管が埋設されています。
下水道の役割
❶ 浸水からまちを守る
「雨水」を速やかに川へ排除し、浸水被害からまちを守る役割があります。
松原市では、昭和57年の台風10号及び集中豪雨により、床上・床下浸水が3,000戸以上という本市始まって以来の甚大な被害を受けました。
この水害を踏まえ、これまで、雨水管の整備や雨水ポンプ場の建設に全力で取り組んできました。近年では、昭和57年水害での最大時間雨量を上回る大雨でも大きな被害はなく、安心・安全なまちづくりに寄与しています。
❷ 快適な生活環境をつくる
家庭や工場などから出る排水を、そのまま側溝や水路に流すことなく下水道管を通して下水処理場である今池水みらいセンターまで運び、環境保全や快適な生活環境を守る役割があります。
「汚水」は、昭和60年に天美西地区から下水道が利用できるようになり、現在では市民の約98%が利用できるところまで整備することができました。
快適な生活環境のため水洗化をお願いします
汚水管が整備され、供用開始がされた地域は、トイレや生活雑排水の汚水を下水道に流すため、水洗化していただく必要があります。
水洗化をすることにより、今池水みらいセンターで汚水を処理し、生活環境の改善、公共水域の水質保全につながります。市民の皆さんが快適な生活を送れるよう、水洗化していただくようにご協力お願いします。
●問合せ
上下水道総務課 ☎072-337-3135