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【松原市】能登半島地震被災地の支援状況と災害への備え


この記事の要約💡
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松原市は、能登半島地震被災地を支援するため、職員派遣、寄附金・義援金の受付、募金活動、ふるさと納税の代理寄附などを行っています。
▶︎松原市職員は、輪島市の避難所で支援物資の搬入や炊き出しの配膳、避難所内の設備管理といった避難所運営支援を行いました。
▶︎松原市は、市民に対して、避難場所の確認、備蓄品の準備、顔の見える関係の構築、防災訓練への参加を呼びかけています。


 令和6年1月1日に石川県能登地方を震源とする「令和6年能登半島地震」が発生したことに伴い、本市では、さまざまな支援を行っています。
本市の支援状況については、市ホームページをご覧ください。


松原市の支援状況

職員派遣

・ 緊急消防援助隊(後方支援隊)として、石川県輪島市に消防職員8人を派遣

・ 被災建築物の危険性などを判定するため、応急危険度判定士の資格を有する職員2人を派遣

・避難所運営支援を行うため大阪府の派遣隊として職員2人を派遣

・石川県穴水町における給水活動を行うため給水車1台と職員2人を派遣

寄附金・義援金の受付、募金活動、ふるさと納税の代理寄附

・ 松原市令和6年能登半島地震災害寄附金・義援金の受付窓口を開設

・ 募金活動の実施(河内松原駅前、セブンパーク天美)

・ ふるさと納税の能登半島地震災害支援代理寄附の受付 (石川県輪島市・七尾市・中能登町・内灘町・珠洲市・小松市、富山県氷見市)

「事前にできる準備と顔の見える関係を築いてほしい」〜市長公室危機管理課 佐藤俊五さん〜

市長公室危機管理課 佐藤俊五さん

 大阪府の第4次派遣として1月20日から27日まで、輪島市の避難所で支援物資の搬入や炊き出しの配膳、避難所内の設備管理といった避難所運営支援を行いました。

 避難所である小学校は校舎への被害が大きく、照明をつけられるほどの電気が通っておらずランタンを使って食事をとっていました。
また、水道は全く通っていなかったため非常用の簡易トイレを使用されていました。

 自分たちがこのような状況に陥ったとき、家に備えてある備蓄品で足りるだろうか、電気や水がない状況でどこまで乗り越えられるだろうかということを改めて考えさせられました。

 皆さんも避難場所を確認する、備蓄品を揃えるなどの事前にできる準備や、有事の際に支え合える・助け合えるよう日頃から地域の皆さんと顔の見える関係を築いていただきたいと思います。

「日頃から災害に対する備えを」〜消防本部警防課 司令補 宮﨑弘明さん〜

消防本部警防課 司令補 宮﨑弘明さん

 緊急消防援助隊の大阪府大隊として、 主に部隊の宿営地の設営や物資調達、衛生管理などの後方支援活動を行いました。
 
 町のいたる所で建物が崩壊し、道路はひび割れ、徒歩でも通れない道路もたくさんありました。

 輪島市の大規模火災現場は、あたり一面が焼け野原となり、これまで目にしたことがない状況で想像を絶するものであり、本当に言葉が出ませんでした。

 そのような状況にもかかわらず被災された皆さんから「ありがとうございます」というお言葉をいただき、与えられた任務を全うしなければならないと強く思いました。

 今回の派遣を通して感じたことは、「自助」・「共助」の大切さです。
私たちは災害が発生すれば災害対応に全力を注ぎますが、 まずは「自助」・「共助」が重要です。日頃から備蓄品の準備や、 防災訓練に参加し、災害が発生した場合に備えてほしいです。

事前にできる災害への備え

①避難場所を確認する

市LINE公式アカウントのアイコン

 松原市LINE公式アカウントに登録することで、近くの避難場所を調べることができます。

 こちらから、友だち登録をお願いします。

②備蓄品を準備する

 避難が必要になった場合に備えて、備蓄品は、7日分(最低3日分)を目安に準備し、リュックサックなどにまとめて、いつでも持ち出せる場所に保管し ておきましょう。
詳細は、こちらをご覧ください。

③顔の見える関係を築く


 日頃から地域のつながりを大切にすることで、有事の際に協力し合うことができます。町会・自治会に加入し、安心して暮らせる住みやすいまちをつくりましょう。

 町会・自治会に関することは、こちらをご覧ください。

④防災訓練に参加する


 3月10日に松原市総合防災訓練を行います。ぜひ参加していただき、もしものために備えておきましょう。

 松原市総合防災訓練に関することは、こちらをご覧ください。

●問合せ

危機管理課 ☎︎072-337-3151