万博コラムvol.6「未来社会の実験場」〜万博の魅力③〜
大阪・関西万博の魅力の3回目は、「未来社会の実験場」です。
西本敬一
【プロフィール】
2025年日本国際博覧会協会
経営企画室・上席審議役
・日本貿易振興機構(JETRO)から出向(2022年8月~)。海外勤務経験:計12年(オーストリア、ドイツ、米国ニューヨーク・ロサンゼルス)
・2000年ハノーバー万博日本館で総合プロデュース業務に従事した他、四半世紀にわたり、5つの大規模万博(ハノーバー、愛知、上海、ミラノ、ドバイ)全てを視察調査。直近のドバイ万博も2回の現地調査を通じて全192パビリオンを分析。
●万博は常に未来社会の実験場
万博はいつの時代も人々が未来技術に触れ体験する場でした。古くは19世紀の電話やエレベーターに始まり、1970年大阪万博の月の石やワイヤレスホン、2005年愛知万博ではロボットが人気を博しました。今回は一体何が見られるのか?大阪・関西万博ではSociety 5.0の未来社会として、未来の都市のパビリオンや、空飛ぶクルマや水素船等のスマートモビリティ、カーボンリサイクル工場等をご覧頂きます。
●ICTデジタル技術で安全快適な万博を実現
2005年の愛知万博の時代との大きな違いがICTデジタル技術の急速な進歩です。「いつでも、どこでも、だれでも」万博にアクセスできるバーチャル万博、万博史上初のデジタルチケットによる来場予約制や全面キャッシュレスの導入、「私らしい」来場体験をサポートするパーソナルエージェントや、30言語に対応した自動翻訳システム等の未来技術により、安全快適な未来社会を実感頂きます。
●問合せ
秘書課 ☎︎072-334-1550(代表)